お煮しめでも煮っころがしでもなくだしをきかせて色淡く炊きあげるのが京風
子いもの炊いたん
(99' 11.1)
*4人分*
子いも
1キロ
だし汁(鍋の子いもにひたひたくらいの煮汁を張る)
砂糖
大さじ1
みりん
小さじ2
酒
大さじ1
薄口しょうゆ
大さじ2
青ゆずの皮
少々
1
子いもはキレイに洗って乾かし、上下を切り落としてから縦に面を作るように厚めに皮をむく。
2
厚手の鍋に子いもを並べ入れ、だしをひたひた程度に張る。かつおやこんぶのだしを。。調味料を全て入れ、お吸い物より少し濃い目の味加減に整える。火にかけて落としぶたをし、煮立ったら中火にして子いもが柔らかくなるまで炊き、火をとめる。
3
いただく直前にさっとあたためなおし、器に盛ってゆずの皮をおろして上にかける。
●
子いもが柔らかく煮えたあと、一度冷めるまで置いておくと、味をよく含んでおいしくなります。
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京都の人は、里いもを“子いも”と呼びます。おばんざいの定番の素材です。秋が深まってくると、しっかり大きく育ってきて、頼もしくなります。乾燥すると味が落ちるので、写真のような泥つきのものを。
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