とりむね肉のソテーベルモット風味

カクテルに使うドライベルモットを使って。白ワインでも代用できます。

とりむね肉のソテーベルモット風味
(99' 9.22)


*2人分*

とりむね肉 2枚
ベルモット 80cc
コンソメ(粉末) 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1
バター 小さじ1
塩、こしょう 少々
小麦粉 適宜
オーブンを200度に温める。
鶏肉は、皮は好みではずしてもよいが、皮付きのままの方が風味もあり、おいしく食べられる。塩、こしょうをし、薄力粉を薄くまぶす。
フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、皮目の方から鶏肉を焼く。こんがりと焦げ色がつくように両面しっかり。油をすてて、耐熱容器に移し、オーブンに入れて5分ほど火を入れる。
オーブンから取り出したら再度フライパンにうつし(焼き汁ごと)ベルモット酒とコンソメの素、水大さじ2を加えてとろみがつくまで少し煮詰める。
鶏肉を4等分くらいに切って皿に盛る。つけあわせは、粉ふきいもとパセリのみじん切りをあえたものなどお好みで。
*ドライベルモットはマティーニなどのカクテルに使われる白ワインに香草などをつけ込んだお酒です。チンザノや、マルティーニなどの銘柄があり、ソースのこく出しに使えます。どうしてもなければ、風味はかなり違ってしまいますが、白ワインを使って下さい。

*今回のレシピには、コンソメの素と書いていますが、うちでは「グラスドビアン」という濃縮のブラウンストックを小さじ1ほど使いました。グラスドビアンとは、牛肉や牛の骨、野菜などでとっただしを塩、ワインで調味して、さらに4時間煮た「フォンドボー」をさらに6時間ほど煮詰めて作った濃縮のスープストックです。材料や手間を考えたら、1瓶1000円ほどの値段も目をつぶれます。滅多には使いませんが、ここ一番という時に、このお宝の1瓶が大活躍します。

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