No.1190

ふきとあさりのひすい煮

あさりの蒸し汁の旨みをふきとひろうすに炊き込みます。蕗のグリーンを大切にしたいので、薄口しょうゆとい塩で薄色に仕上げます。

☆ふきの下ゆで

塩をまな板に多めにふり、鍋に入るくらいの長さに切ったふきを置いて両手でごしごし転がして板ずりする。沸騰した湯に塩がついたままのフキを入れて持ち上げたらしんなりと曲がるくらいになるまで茹でる。しばらく水にさらしてあくを抜いたら、皮をむく。端の皮2センチくらいを1周全部はがし、全部を持って一気に下までむくと簡単。

serves 2
  • 下ゆでしたふき 50センチ×2本
  • ひろうす(がんもどき) 小3個
  • あさり 1パック
  • 酒 50cc
  • 塩 少々
  • みりん 小さじ2
  • 薄口しょうゆ 小さじ2
  • だし汁 2カップ
  1. あさりは塩水につけて砂を吐かせる。鍋にあさりを入れ、酒をふりかけて強火にかける。ふたをして口が開くまで蒸し焼きにする。
  2. あさりだけを取り出し、身をはずしておく。蒸し汁はそのままにして、鍋に昆布またはかつおだしを2カップ注ぐ。
  3. みりん、薄口しょうゆを加えて塩で味加減をして、5センチ長さに切りそろえたフキ、2つ割にしたひろうすを入れて20分ほど炊く。できあがりにあさりの身をもどしてさっと温めて、皿に盛り付ける。