No.1535

本みりんで作る本格カステラ

たまご色の手作りカステラは、懐かしいおやつ味。ふんわり甘〜いカステラに、煮切った本みりんをたっぷり使いました。カステラ作りはしっとり仕上げるために、お砂糖をたくさん使うのが特徴ですが、その半分の量をみりんでまかないます。お砂糖だけのレシピよりもコクがあり、甘味は上品な仕上がり。焼き上がっても、食べるまでちょっぴり我慢!最低でも半日、できれば丸一日冷蔵庫で寝かせるとしっとりと生地が落ち着いて断然美味しくなります。

工程の写真付き詳しいレシピはコチラに。

22センチのパウンド型1台分
  • 卵黄…M4個
  • 卵白…M4個
  • 砂糖…100g
  • みりん…100cc
  • 薄力粉…30g
  • 強力粉…70g
  • サラダオイル…大2
  • きび砂糖…大2
  • しょうゆ…数滴
  1. 材料を全て計量し、薄力粉と強力粉を合わせてふるっておく。卵黄と卵白を分ける。みりんは小鍋に入れて火にかけ、アルコール分をとばしたら火を弱めて半量になるまで煮詰める。パウンド型の底と側面にオーブンシートを敷き詰める。底にきび砂糖を散らしておく。オーブンは160度に予熱する。
  2. ボウルに卵黄を入れて泡立て器でほぐし、砂糖の半量を加えて泡立て器でよくすり混ぜる。泡立て器を持ち上げた時にリボン状に落ちるくらい、白っぽくもったりしてくるまで。
  3. (1)の中に煮詰めてあら熱を取ったみりんを加えてよく混ぜる。しょうゆを2,3滴加えて(たくさん入りすぎないように注意!香り付け程度に)サラダオイルを細くたらしながら分離しないように泡立て器でしっかり混ぜる。
  4. 別のボウルでメレンゲを作る。卵白と大さじ1ほどの砂糖を入れて、ハンドミキサーなら高速で泡立てる。白っぽくなってきたら残りの砂糖を少しずつ加えながらさらに泡立てる。ピンと角が立つようになるまで泡立てる。
  5. (2)のボウルにメレンゲの1/3量を加えて泡立て器で混ぜ、ふるっておいた粉類を表面にまんべんなく広げるようにして散らし、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜる。
  6. ゴムベラに持ち替えて、残りのメレンゲを3回に分けて混ぜる。ここでは混ぜすぎて泡を消さないように注意。ゴムベラで生地を持ち上げた時にツーッと落ちてくるくらいのなめらかさにする。
  7. オーブンシートときび砂糖を敷いておいた型に流し入れ、2,3回底をトントンと打ちつけて空気を抜く。予熱しておいたオーブンに入れて天板にお湯を半分くらいの高さまで入れ、下段で40〜45分焼く。竹串を刺してみて底まで同じ感触で刺さり、抜いた時に何もついてこない状態まで。
  8. 焼き上がったら、型に入ったまま表面に堅く絞ったぬれぶきんをかぶせ、巻きすを広げた網の上に逆さにして、しっかり冷ます。蒸らして冷ますことによってしっとりとし、膨らんでいた表面もキレイに平らになってくれます。しっかり冷めたら表面が乾かないようにふきんやラップで覆って冷蔵庫で冷やす。できれば半日〜1日置いた方が美味!