No.1505

なばなの辛子和え

「なばな」ってなんだろう。ここ数年の菜っぱだと思って調べてみたら、三重県の特産だそう。あぶら菜の一種で、成長の途中の若い芽や茎の部分を食用にするもの、とあります。「ちから菜」とか「ぐる芽」も仲間だって。何しろクセがなくてするする食べられるので、定番の菜っぱです。練り辛子は時間が経つとすっかり辛みが飛んでしまうので、和えたらすぐにいただきましょう。

serves 2
  • なばな 1束
  • いりごま 大さじ2
  • 削りかつお ひとつかみ
  • 練り辛子 小さじ1〜2
  • みりん 小さじ1/2
  • 薄口しょうゆ 小さじ1
  1. なばなは火を入れすぎないように注意して熱湯でゆでる。冷水にとって水気をしっかりしぼる。1センチ長さに刻んでさらに水気を絞っておく。
  2. フライパンでから煎りしたいりごまをすり鉢に入れてよくする。すったごまが、すり鉢の縁に半分くらいこびりつくようになったところに練り辛子、みりん、薄口しょうゆを入れてよくすりあわせる。
  3. 水気を絞ったなばなを加え、かつおぶしをひとつかみ入れて菜箸で和える。